「ありがとうございます。」という意味であると日本では習います。
しかし、いろいろな状況で使うと若干意味が変わってくるということがわかってきました。
例1
小学校の駐車場において、自転車をおして歩いていると。
ガードマンのおばちゃん(多分ボランティア)が、「~~(早口の英語)、Thank you!!」と僕に話しかけてきた。早口でわからんのでわかっていない顔をしていると「(そこではなくて歩道を歩いてね)、Thank you!!!」と、繰り返してくれました。その「Thank you!!!」のところが、「もう頼むでホンマに!!!」みたいな雰囲気で言われたのです。
つまり、注意点を指摘して、続けざまに「Thank you」と続くと「よろしくお願いだよ!!」「たのむで!!」みたいな意味になるようです。
例2
息子とサイクリング中、息子がクラッシュ(歩道の真ん中の棒に激突)!!
相当びっくりしたのと、痛かった(肘の擦り傷)ので大泣き。近所の方が窓を開けて様子をうかがったり、優しい近所のDaddyはわざわざやってきて「どうしたんだい、大丈夫か?なにか助けることあるか?」と声をかけてくれました。僕は、「Thank you, He crushed. But, no problem. Scrach only.」と適当英語で、「擦り傷だけだから大丈夫、ありがとう」と、伝えたのです。そしたら優しい彼は、「バンデージとかいるかい?」と親切にも聞いてくれたのです。ぼくは「No problem, he is OK. Thank you. Thank you.」といったのです。「OK」と言って親切な彼は去って行ったのです。そこで息子が落ち着くのを待っていると、親切な彼が再びやってきて「はい、バンデージだよ。」とバンドエイドを持ってきてくれたのです。もう感謝感謝を可能な語彙でアピールしました。息子も泣き止んで、バンドエイド貼って、またサイクリング再開となりました。
つまり、「絆創膏いるか?」の返事に「問題ないよ、ありがとう(必要ないよ)」と伝えたつもりが、「問題ないよ、でもお願いするよ、ありがとう。」という内容の返事になったようです。
ここのThank youは、お願いするね、ありがとう。になったのでした。
まあ、文脈や状況から考えたらあたりまえのThnak youの意味なのですが、「ありがとうございます。」と学校で画一的に習ってしまったのとは違うのだな、と身をもって実感しました。
絆創膏をくれたお父さん、本当に有難うございます。どなたか知りませんがこの場を借りて再度お礼申し上げます。
0 件のコメント:
コメントを投稿