今日は大学の売店のお話しです。
日本の総合大学では、大学生協なるものがあり、売店や食堂が通常よりも割安で利用できます。
とある大学医学部は、近所の人や大学職員も利用しており、学生(大学・院生)から出資している生協なのでなんか違和感を覚えますが、まあそれはまた別の話です。
さて、UC Davisには数々の売店があります。
カフェテリアが数か所あり、スタバは大学内に3か所(僕が知っているだけで)あります。
Coffee Houseなる場所や、Silo(サイロ)には、いろいろなお店が入っており、かなり楽しめます。
ただ、ランチタイムは激混みらしいですけど。
僕が良く行くのは、獣医学部のカフェです。名前はScrubsと言って、併設の病院の職員も利用しています。朝8時に行っても営業してます。
日本と似たようなシステムで、欲しい食事やドリンクをピックアップして、レジで精算します。
スタバも、ホットコーヒーであれば、カップをもらってセルフでコーヒーを入れます。
入れ放題です。はちみつやシナモンやミルクは入れ放題です。
さて、今朝遭遇した場面です。
僕がカップにコーヒーを入れていると、おそらく学生か職員のお姉さんがマイカップを持ってきました。
僕がコーヒーを入れている横で、レジを通さずにHot Waterをマイカップに入れて、さらにはちみつをたんまり注ぎ込んで、ミルクも追加して、マドラーで混ぜて、颯爽と立ち去りました。ちらっと見えたのですがマイカップにはティーバッグが初めから入ってました。
なるほど、チャイラテをセルフで作ったのだな、と。
このように、やろうと思えばやりたい放題ですね。
他にも、ブリトーなどをオーダーしたその場で作ってもらえるのですが、レジで、どの種類のブリトーか聞かれます。たとえばチキンであれば3ドル、野菜なら2ドルとか。なので、めっちゃ高いブリトーを安い種類に申告すれば、安く食べられる。むしろ買ったらレジを通さず隠し持っていれば無料…バレなければ何でもありですね。
それがいいかどうかわかりませんが、日本のとある大学で食堂にマクドナルドが出来て、ドリンクがセルフサービスのシステムになったら、モラルが低すぎてそのシステムが崩壊したという話も聞きます。
なんでやろーなぁ。アメリカではFree Rider(ただ乗り)は、よくないことと周知されているのか?それとも非常に寛容なのか?ただ乗りされても利益が出るようにされているのか?
とにかく、これでええんか?ということ結構あります。が、なりたっているんですねぇ。
あとは、やはり大学に行けるのは上流階級だけだから、かもしれませんね。
おもったこと。
Free Riderはどこにもいるけど、程度でその人間性、果ては国民性が計れる。
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