1/19/2017

健康増進には塩分制限が安上がり

ケアネットからの記事です。
「食生活の改善は医薬品開発よりも効率的に健康寿命を延ばせることがわかった」との題でした。
以下引用の一部分です。
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平易にいうと、健康寿命を1年延ばすのに塩分摂取削減政策は2万3,000円要したことになる。日本の~…GDPの1%にも満たない低水準~…
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らしいです。

Costeffectiveness of a government supported policy strategy to decrease sodium intake: global analysisacross 183 nations.
BMJ. 2017 Jan 10;356:i6699. doi: 10.1136/bmj.i6699.

論文自体は、食生活の改善では無く、塩分制限対策にどれくらいコストがかかるかの試算で解析したものです。
だからケアネットの「食生活の改善は医薬品開発よりも効率的に健康寿命を延ばせることがわかった」は飛躍しすぎなのでは?
(僕も初めは「食生活改善のほうが医療費より安上がり」でしたが、上記のようにタイトルを変更しました。)

この論文の結論は、「塩分制限対策が非常に低コスト。」です。
当たり前じゃないの?と思ったのですが、実際に数字として証明されたのに意味があるのでしょう。

今回は塩分でしたが、糖制限対策も同じでしょうね。報告は既にありそう。
「ソーダ税が健康増進に効果ある」とかも現在観察研究が進行中なのでしょう。

究極の政策
1;砂糖の出荷量を制限、もしくは配給制。
2;塩の出荷量を制限、もしくは配給制。
3;水道にスタチンを入れとく

将来的には、購入時にその個人や家庭の摂取量を自動的に計算、制限オーバーするとアラームがなって、購入できない。なんてこともあるかなぁ。
いや、ないな。


追記
ニュースより。
「神戸市消防局の職員が、緊急時の公用車(出動する救急車や消防車?)だけが使える高速道路の無料通行権を私用で使用。」
もうね、無茶苦茶やん。ほんま、アホかと。

アメリカで料金所の不正通過は犯罪です。Go to Jailでっせ。
日本は違うの?







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