1/19/2016

straw 英語

映画「The Martian」の中で「short straw」と使われているのを観て、また、以前に貴志勇介の「青の炎」という小説でも「last straw」という表現の解説があったのを思い出しました。
そこで、「straw」における熟語をいくつか調べてみました。
すると、結構あったのでちょっとまとめてみました。

日本語発音だと「ストロー」、ジュースを飲むときに使うアレです。同じ意味もあります。
が、このstrawは藁という意味からいろいろ派生してきたようです。
日本にも「藁にもすがる」という故事があります。

英語の「straw」は、一般的に名詞と形容詞があります。
「藁」のほかに、「一縷の望み」「つまらない物」「身代わりの」などの意味があります。
藁のようにつまらない物、価値のない物、といったことでしょうか。

さて英語です。

「short straw」は「貧乏くじ」という意味です。
くじ引きで藁をつかっていて、沢山の藁の束から一番短い藁を引いたらハズレ、という意味からきているようです。
映画でも、「俺たち貧乏くじをひかされたよ(draw the short straw)。Ha-ha-。」とジョークで深刻さを紛らわしながら使ってました。
余談ですが、このセリフを言った俳優さん、「Fury」にも操縦者として出ていて、僕はかなり好きです。「The Martian」でも運転手?としていい役してます。名前はマイケル・ペーニャさんです。
wikiで調べたら「Crash」にも出演していたらしい。そうそう、錠前屋さんやったね。他にもいい映画にたくさん出ています。


「last straw」は「限界を超える」といった意味です。
使い方は、「~. That's the last straw.」:「~なんて、もう我慢できないぞ。」のように使うみたいです。
語源は「It's the last straw that break the camel's back.」で、「たとえ一本のわらでも限度を超えたらラクダの背骨も折れちゃうよ。」という諺かららしいです。

他にも「straw man」ってのがあります。
藁人形でなくて、相手の意見を歪めて捉えたり、誇大に解釈して表現するヒトのこと。誤謬、詭弁などを用いるヒトということもできるようです。

そういえば、「strawberry」は藁とは関係ないのかな?

まとめ
英語の字幕を観ていると非常に勉強になる。
字幕なしの映画は、3割も分からん…
(週末にモントレーに行ってきました。ホテルからの景色です。)

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