1/24/2016

Translational Clinic in Touro University

1月20日に次の介入研究を行う施設が竣工したのでセレモニーに出席してきました。
 
デイビスから車でカリフォルニア方面に1時間弱のバレーホ、Touro Universityにその施設はあります。
この施設はもともと軍の医療施設を改築したもので、基礎となる建物は1800年代に作られたものです。ですので周りの建物がすごく年季入っておりました。
記事には「The 6,200-square-foot building had once served as a prosthetics fabrication facility for Mare Island Navy Yard after World War II.」とあります。
第二次世界大戦の海軍施設で、戦争で手足を失った方々の義肢装具専門の施設だったものですね。
 
セレモニーはいかにもアメリカで、CEOやスパーバイザーの御偉方が長いコメントをして、皆様「~に感謝、誰々に感謝、そして糖尿病や心疾患に立ち向かう!」といった内容をお話しされます。
で、最後にテープカットです。
しっかり、大学のHPやローカルなデイリーニュースに掲載されております。
 
 
内覧会もありました。
内部は部屋があり、介入試験を行うために宿泊できるように、また研究用のキャビネット(血液などのバイオハザード検体を扱うので必要見たいです)があったり、骨密度測定器具、フリーザーなどが設置されております。
 
骨密度測定器具:DEXAは、「The ceremony also dedicated a DEXA machine donated by Nevada-based Steinberg Diagnostics.」と紹介されております。
寄付ですね。部屋の前に寄贈者プレートがあります。アメリカ感満載です。
 
日本で顕微鏡などの寄付はあっても、ちっさな寄贈シールが貼ってあるだけですね。
 
デイビスにも「WHNRC:Western Human Nutrition Research Center 」といった臨床研究介入施設がありますし、アメリカでの臨床試験の敷居の低さを感じます。
 
日本でもこういった介入試験専用の施設ってあるのでしょうか?
製薬会社などに治験用の施設があるのかな?
治験などは病院施設内に間借りのような形であるのは知ってますが、僕が知らないだけかな?
また民間病院が治験を行っているのも聞いたことありますが、介入試験専用の施設ではないですね。
 
(みんなで内覧に行きます。)
 
(血液を扱うならこういった機器が必要みたいです。)
 
(エアコンはメイドインジャパン、三菱電機です。)
 
(周辺の大学施設、1800年代建設、年季が入ってます。)

まとめ
セレモニーは大切、感謝を全面に、でも終わるとあっさり。

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