11/30/2015

ブラックフライデー サイバーマンデー

「ブラックフライデー」と「サイバーマンデー」についてです。
僕は渡米するまでは全く知りませんでした。
11月下旬になると、テレビやラジオ、ネットなどでたくさんの広告を見ます。ポストにも安売りチラシが大量に入り、「Black Friday, Cyber Monday 」の文字が目につきます。直訳すると「黒の金曜日」「電子の月曜日」です。直訳ではよく分かりませんね。

簡単に説明しますと(詳細はWikiが分かりやすいです)、
11月第4木曜日に感謝祭(サンクスギビング)があり、そこからクリスマスにかけてホリデーシーズンが始まります。そのサンクスギビング翌日(当日深夜?)から、大安売りセールが始まります。
70%オフなどもあるようで、iPadなど格安で手に入ると聞きました。しかし、それには争奪戦に勝利なければならないらしくて、朝から店舗前にならび開店と同時に店舗になだれ込むらしいです。まぁ、秩序もなくむちゃくちゃ。という意味のブラックらしいです。(YouTubeなどのブラックフライデーで検索するとすごいものが見れます)。
で、とりあえず売り上げもの伸びるので黒字のブラックの意味もあるらしいです。だからブラックフライデー。

そして、その翌月曜日にはネット通販の売り上げが強烈に伸びるらしいです。だからサイバーマンデー。
(なに~! iPad Air2が$21だと~!?)
(こんなメール広告が無数にきます)

南カリフォルニアの友人は子供自転車を75%オフぐらいで購入したらしいです。

追記
サンクスギビング当日の午前中にcostcoにガソリンを入れに行ったのですが、閉店してました…
道には車が少なくて、ほとんどのスーパーが閉店。まるで日本の元旦みたいでした。ただ、ターゲットとベストバイの前を通ったのですが、既に開店を待つヒトが並んでました。
 
結論
今年はブラックフライデーには参加しなかったが、いつかチャレンジしたいです。

11/25/2015

脂肪・糖 アメリカと日本の違い

アメリカのお菓子はおいしくない。
アメリカのクリームは軽くてたくさん食べられる。

といった印象を私は持っております。

その理由は
1:脂肪の種類と含有量の違い
2:砂糖の種類と含有量の違い
があると思います。
さらに
1と2の各論として個人的な見解があります。
トランス脂肪酸、人工甘味料がキーワードです。

アメリカのお菓子は、脂肪(Fat)は多くても10%(%DVで)程度です。
一方、日本のお菓子の脂肪は10%を軽く超えます。
この%はThe Percent Daily Value %DV (1日摂取量%)といって記載お菓子あたりの量で一日必要な量の何%を摂取したかになります
適切な摂取量の規定がない、トランス脂肪、糖、蛋白質はこの%記載がありません。
FDAのサイトを和訳したわかりやすいものがあったので下記に転載しておきます。
http://importjapan.info/pickupc003.html
測定誤差は日本の場合は±20%(結構でかい!!)、0と記載してよいものは食品100gあたりの熱量5Kcal未満、脂質0.5g未満、です。(脂肪酸1gで9Kcalとして計算するから、トランス脂肪酸0.56g未満は記載しないでよいってこと? 大体100gあたり0.3g未満の含有量は記載されないとしてよかったのでは?と思います。)

例を挙げてみましょう。

オレオ(made in USA)3枚
160Kcal、脂肪は7g(11%):飽和脂肪2g(10%)、トランス脂肪0g。コレステロール0g、炭水化物25g(8%)、糖14g、蛋白質2g。

日本のとあるお菓子(クリームの挟まっているサクサクする美味しいヤツ)、分類はクッキー。2枚。
165Kcal、脂肪は9g(14%)、飽和脂肪3(16%)g、トランス脂肪2g。コレステロール5mg(2%)、炭水化物19g(6%)、糖18g、蛋白質2g。

なるほどなるほど、日本のお菓子の美味しい理由は、成分表示のみで推察するに(個人的見解を含め)、脂肪と糖かな?

まあ、何が言いたいかというと、トランス脂肪が含まれているってことですね。
あとは、使っている糖の種類とかは表示義務にないので、ここのところもポイントです。
日本では上白糖がメインですが、アメリカではグラニュー糖がメインです。
ちなみに表示の糖は、そのg分砂糖を入れているわけではなくて糖分として換算したら何gになるかを表示しただけです(1gで4Kcal)。つまり人工甘味料は低カロリーなんで、どんだけ入っているか分かんないんですね。
オレオやお菓子だけで一日必要エネルギーを摂取するわけではないので一概に何とも言えませんが、オレオ21枚食べれば一日の脂肪摂取量を超えてしまうのです。

(これは以前フランスに行った時の写真で、ラデュレのケーキです。魅力抜群ですね。)


結論
糖と脂肪の違いが大きくお菓子の美味しさに影響する、かもしれない。
人工甘味料を使うとまずくて、脂肪を多くすると美味しい?かもしれない。
でした。


追記、この日本のお菓子はミニサイズでした。僕はこのでっかいやつが好きで、コーヒー味のを3枚は軽く食べます(いただいた時だけですけど)。となると単純計算で上記の10倍は食べるでしょうか…TFA20g…これはやっぱりあかんやろ。

11/23/2015

Sweet November (2001)

映画の話です。

僕はキアヌリーブスのファンで、「スピード」のG-Shockも同タイプのヤツが欲しくなったりしてました(しかし買ったのはGW-5000)。マトリックスシリーズも大好きです。実は一番好きなのは「リプレイスメント」だったりします。

さて、「Sweet November」です。
ストーリーはここでは触れませんが、舞台がサンフランシスコなんですね。

そして、ネルソンとサラが出会ったのは、なんとあの「DMV」なのです。
ネルソンが免許切れで、試験を受けに行ったときにカンニングしようと、サラに話しかけて…
そこから話が進みます。

出てくるDMVがほんとにあんな感じだし、サンフランシスコの坂道や景色も体験したままなんです。坂道の景色がとても素敵です。

そして今は11月、木々も紅葉して、西海岸の秋は素敵だな、と実感しております。
昼過ぎには日が傾くのですが、とてもやわらかい日差しです。

画面だけのハリウッド映画がこんなに身近になるなんて、思ってもみませんでした。

留学してよかったなぁ、と感じたときでした。

数字 英語

今回は、数字の英語発音です。

日本では、「いち、じゅう、ひゃく、せん、まん、じゅうまん、ひゃくまん、せんまん、いちおく。」
と続きます。

周知のように、アメリカでは3ケタずつで呼び方が変わります。
hundred
thousand
million
billion
trillion
さてその次は、なんとなくわかりますね。quadrillionです。

覚えやすさは英語のほうが便利ですが、話し言葉では英語は非常にわかりにくいです。
だから話しやすいように色々バリエーションがあります。

簡単なものから例を挙げますと、
高速道路の113号線は「わん、さーてぃー」です。
717は「せぶんわんせぶん」とsounds good に発音します。
777は、「トリプルセブン」と言ったり(vegasでしか使わんやろ、と言われました)します。

200万(2,000,000)は? two millionです。two millionsではありません。
(数えられるものは、複数形にしますが、数えられないものは複数形はありません。)
200万ドル($2,000,000) ならば? two million dallars です。
じゃあ千ドル($1,000)は? one thousand dallars と複数形です。

1011ドル($1,011)は? one thousand and eleven dallars もしくは、ten hundred and eleven dallarsになります。(ちなみに単位のドルがなければ間のand は無しになります。ややこし…)
ならば120万ドル($1,200,000)は? one million and two hundored thousand dallars になります。
ただ、話しやすいように one point two million dallars と言ったりもします。

超巨大数字になると
41,492,638,526 は 「forty-one billion four hundered ninety-two million six hundred thirty-eight thiusand five hundred twenty-six」になります。

金額になると、セントも入ってくるのでさらにわかりにくくなります。

あとは、0は「ぜろ」でも「おー」でもどっちでもいいみたいです。発音しやすいほうを使うようです。
日本のFMラジオ802は「えふえむ、えいとーつー」って言いますね。
eight-oh-twoでlinking and reduceですね。

まあこんな感じですかね。
Emergencyは911、「ないんわんわん」ですね。

(カリフォルニアの秋も紅葉がきれいです。)

あ、っと西暦の読み方忘れてました。

1978年を例にしますと、前2ケタと後2ケタに分けます。
「nineteen seventy-eight」です。
では、1903年は?
「nineteen oh three」「もしくはnineteen hundred three」と言ったりします(後者はあまり言わないかも 
) 。
2003年は? 「two thousand three」です。
2015年は? 「two thousand fifteen」
2000年はmillenniumとはあんまり言わないです。「two thousand」です。

追加ですが、日付の前置詞は大体「on」を使います。月ならば「in」です。

11/20/2015

SW7

さて、米国もSW7で盛り上がっております。
スーパーはおもちゃ売り場だけでなく、お菓子や洋服など至るものがSWです。
ハロウィンのかぼちゃもダースベイダーやR2-D2になったりしてました。
 
子供もSW大好きで、ライトセイバーごっこをしております。
歯ブラシのライトセイバーを買ってみました。

1分間、ActivateされてForceが使えるので、その間に歯磨きするのです。
が、もちろん振り回して遊ぶだけで歯磨きはしません…

さて映画の方も12月18日公開ですね。こちらでもプレミアム値段が追加で必要になり。通常8ドルの映画がSW7は10ドルぐらいです。3Dは15ドルです。
 
絶対に見に行こうと思います。
 

11/18/2015

SCRUBS, cafe

アメリカに来て早くも3ヶ月が過ぎました。ハロウィンも終わり、次はサンクスギビング、クリスマスへと続くホリデーシーズンです。

研究は本当にゆっくりとしか進みませんが、焦ってもしょうがないです。
ここらでひとつ、一日の行動パターンを記録に残そうと思います。

朝は子供と一緒に、自転車3台で学校にゆきます。子供を学校に送ったら、そのまま研究室へ向かいます。
が、ちょっと寄り道。
すぐとなりにカフェがあります。獣医学キャンパスのカフェで「SCRUBS」と言います。
スタバがあったり、ハンバーガーやタコスやブリトーを作ってくれたりお気に入りです。

朝はマイタンブラーでホットコーヒー、ベーグル。
が定番です。AGGIE CASHを使えば10%オフ。そして、店員さんは「ベーグルにクリームチーズはいるのか?」といつも聞いてくれます。アメリカでベーグルにクリームチーズは定番なのかな?
割引してもらって、総額$3.19です。
コレが毎日。
(ホットコーヒーにアップルフリッター、いつもはベーグルです。)

いつも「クリームチーズいらないよ」と僕が言うので、最近は店員さんも覚えてくれて「クリームチーズなしね。」と先に言ってくれます。

このコーヒーとベーグルをお昼ご飯にします。

火曜と木曜は、ESLが12:45からあるので約90分授業を受けます。
楽しいし、非常に勉強になります。

そのまま、いろいろ用事があれば済ませて(銀行や支払いやお買い物)、娘のお迎え3:05に学校に行きます。自宅まで送り届けて、再び研究室に戻ります。

あとはその場の流れで帰宅です。
施設は大体夕方5時になれば人が少なくなります。ただ、Prf. JIMは大概遅くまでいます。
11月は6時には外は真っ暗、9月なら8時前まで明るかったのに…
たまに9時とか10時に帰宅するときがありますが、帰宅途中には自転車での帰宅する学生と一緒になります。みんな色んな活動しているんですね。

まあ普通は7時に帰宅して、家族でご飯食べて、宿題みたり、一緒にテレビや本を見たりして、8時半にはお風呂です。
お風呂はアメリカ式で、湯船はあるけど、非常に浅いです。夏はシャワーで問題ないですが、やっぱり冬は湯船につかりたい。
息子は「お風呂沸かそうよ。」と言います。まぁ、お湯をためることなんですが、お湯をはっても洗い場がないので、結局一回ごとお湯は流します。
排水もゆっくりだし、、、お風呂は日本が一番ですね。

あとは寝るだけです。歯ブラシを嫌がる子供に無理やり歯磨きさせてベットに一緒に入ります。
一緒に布団に入らないと、結局リビングまできてグダグダになるので一緒に寝ます。
本来であれば、いろいろ自分のやりたいことをするのですが、大概ベットに入ったら子供よりも先に寝てしまいます。

朝は6時ごろに勝手に目が覚めます。奥様はもう少し早いみたいですが…
9時半に寝て6時起床、9時間睡眠!! 寝過ぎですね。
なんとグータラな生活でしょうか!

留学は人生の夏休み。という意見もありますが、遊びに来た訳ではない、と肝に銘じております。結果を出すまでは日本には帰らない心掛けでいます。

力を抜くときは抜いて、やる時はやる。アメリカ式でやっていきます。

11/12/2015

Hook Up 英語

研究室のメールのやりとりです。

CO2インキュベーターを使用するために、いろいろ画策している時に、「~incubator hook up~」
というやりとりがありました。

「なに~?米国のインキュベーターは上からつるすのかぁ?」
とまでは思いませんでしたが、ラボメンバーに「Set Upと違うのか?」と尋ねたところ、
「大まかには一緒だが、インキュベーターはCO2ボンベとチューブで繋げる必要がある。その繋げる:接続することをHook Upというのだよ。」と教えてもらいました。

辞書で調べてみると、hook up ;(電話などを)接続する。とありました。
電話で繋げたままにするのを「オン フック」とか言いますね。
この電話のフックから意味が派生してきたのでしょうか?
まあ、「2つのものを接続する」という意味ですね。

そこから派生して、Hook Upにはスラングもあるようです。

その意味としては、男女関係、性的な関係を示すようです。
「キスした」とか「イチャイチャした」とか「性的関係をもった」とか、らしいです。

良く知らずに、ラボメンバーに「hook upって何?」って聞きまくった自分が少し恥ずかしいです。

まあ、接してみないと分からない言葉でした。
(タコベルで買った巨大ブリトー、でかすぎました。)

自転車 TREK 6500とEmonda ALR4

自転車についてです。

研修医2年目に初めてもらったボーナス10万円で、TREKのMTB:2006年モデル6500を購入しました。(大蔵省:妻には事後承諾・・・)

少しずつ、バーエンドハンドルを付けたり、タイヤ・チェーンを交換したり、サドルを交換したり、ハンドルを切って位置を低くしたりして、舗装道路で速く走れるように改造してゆきました。

いくら改造しても、MTBはMTB。2号線をサイクリングしているといつもロードが後ろに張り付き、風よけにされた挙句、ぶち抜かれる。という悲しい体験をいつも繰り返しておりました。

いつか絶対にロードを手に入れてやると思い描きながらも、月に一回程度しか乗らない自転車にそこまでお金をかける(ロードなら30万以上のが欲しい。)ことに踏ん切りがつかず、MTBの改造車で頑張ってきました。

明石~神戸(自宅~職場)の往復を6月ごろから週一回程度、「どこまでやれるかチャレンジ」として実行中でした。スマホのアプリで「runtastic road bike」を使えば、疑似サイクルコンピューター+GPSで非常に便利(ケイデンスはわかりませんが…)。
27キロ往復の自転車通勤です。
色々思うところはありますが、それはそれとしてMTBの限界として受け止め、それでも、結構満足していたのです。

しかし、転機が訪れました。それは、同じマンションに住んでいる後輩がロードを購入し、一緒にツーリングに行ったときです。
彼は、2014モデルMadone2.1 ? でコンポは105、ビンディングはスピードプレイ。
で、明石~須磨を往復したんです。
サイクリング日和でしたが非常に風が強く、2台で先頭交替していきました。
もちろん乗っている人間が違うのでその影響が一番大きいと思いますが・・・、ケイデンスなんかを見ながら比較しても、明らかに僕の方が回している印象でした。
やっぱりMTBとロードの違いをまざまざと感じたのです。
(左がMadone、右が6500改造車です。)

「ロードが欲しい!のってみたい。」と強く思ったのでした。

新車購入も視野に入れて、6500を購入した姫路のTOMATOさんに行って、10年経過した6500を見てもらい、相談しました。
すると、「6500は10年たっているが、何処もガタがきたりしていない。フレームもまだまだ大丈夫。しっかりメンテナンスすればもっともっと乗れる。」とのコメントいただきました。
そして、ロードの購入を考えていることに対しては、「MTBはあくまでMTB、ロードとは全く違うから長距離ならばロードをおすすめする。どのモデルが良いかは、フレームが一番大切。モデルはどんどん新しくなるから、一番いいものは最新の高価なものがよい。トレックはフレームは生涯補償。だから、購入するならばフレームが良いものを選ぶことをお勧めする。」とのことでした。

留学もあるし、6500で通勤は頑張ることとしました。そして、渡米後にはチャンスがあればロードを購入する。と決心したのでした。

さて、どのメーカーを購入するか、どのモデルを購入するか、です。
まあ高級なものほどいいモノであるのは間違いないですね。そこで、どの程度なら気持ち的にも実走的にも満足できるか?を焦点で考えることとしました。
あと、予算も大切です。弟が30万円ぐらいのロード(Lemond)を持っていたような気がするので、そこまではいかなくてもそのレベルは欲しい。

以下に、ロード購入した理由を思いつくまま記載します。
メーカーは米国で購入するので米国のもの。ジャイアントやキャノンデール、ピナレロ、ビアンキなども考えたけど、10年乗ってきたメーカのTREKに決定。
ショップで完全にメンテナンスなどのフォローをしてくれるところ。デイビスにもTREK販売店があり、娘の自転車もそこで購入しました。

TREKのロードといえば、Madone、Emonda、Domaneの3種類です。
最高級を求めるなら、Madone。石畳を走るならDomane、軽さを求めるならEmonda。
といった印象です。
Madoneは2015年からは高級路線となり、とても手が出る値段ではない。うーん無理だ。

では、EmodaかDomaneのカーボンフレームはどうだろう。カーボンフレームもいろいろランクがあって、高級なものほどよい。でも実際に購入可能な金額では低ランクなカーボンフレームしか手に入らない…。いいフレームを購入して、一生涯使いたい。ならば、低ランクなカーボンよりも最高級のアルミフレームで行こうかな?

大分昔2009年頃?にTREKでロード初心者のおすすめを聞いたら、アルミフレームを勧められました。そのときはTREK 2.1だったと思うのですが、「ハイドロフォーミングという特殊な技法を使ったAlpha フレームが良い」とアドバイスを受けました。2014年ではMadone2.1という名で販売していたようです。なんと2015モデルからAlpha300というアルミ最新フレームがEmondaの名前で発売しているではありませんか!! これは狙い目。
Emonda ALR6、ALR5、ALR4とラインナップがありますが、値段的にはALR5かALR4。

結局、最終的な候補としては予算が大きく影響して
Emonda S4
Emonda ALR5
Emonda ALR4
Domane 2.3
が考えられました。

コンポは105かTiagiraか。
新型Tiagraは105と比較しても初心者には分からないレベル、との巷の噂を考慮。

後は値段です。ALR4以外は日本円で199000円、ドルで$1600程度。ALR4のみ安くて1300ドル程度。
(ちなみに11月になってからUSAのTREKバイクの全体の値段が上がった様子。以前は円と$の換算ですが、米国の方が1割程度安い。11月現在はほぼ同じか若干3~5%程度日本のほうが安い。)

よくよく考えてみると、自転車本体だけでなく、ペダルにボトルゲージに、予備チューブ、パンク修理キット、その他もろもろを入れると、やっぱり高くなります。

最終的には、お店で相談という形で「Freewheel」というデイビスにあるTREK販売店に行きました。
現物を触りながら、いろいろアドバイスを受けました。初心者としては、コンポがTiagraでも十分。フレームもアルミで十分。
セールになっていたDomane 2.3がブレーキ以外は105、ブレーキのみ廉価物で、総額$1200弱。結構惹かれました。しかし、お店の方は、「フレームで選ぶならDomaneのアルミより、Emondaのアルミが全然いい」とのことでした。あとは、やっぱりコンポがTiagraで統一されているのもお勧め。
セール品を勧めるのではないところに、非常に好感を持てました。また、「ペダルを付けるから今から試走してもいいよ」とまで言っていただきました。ビビッて試走まではしませんでしたが…しっかりサイズ合わせしてもらいました。

結論として、Emonda ALR4を購入いたしました。一番安いEmondaですね、でも満足してます。
現物がないので(赤色はあったが僕は黒を希望)、受取は翌週の水曜。今日は金曜だから納車まで5日。完成品でTREKから送られてくるのでしょうか?日本だと在庫がなければ結構待たされる気がするのですが、本社がUSAだからなのか納車まで早い気がしました。
(税抜価格です。)

まず、納車されての感想。
「か、軽い…。片手でヒョイ。」
「か、軽い…。ペダルひと漕ぎで、ぐい~ん!」
「か、軽い、何処までもすい~~。」
剛性に関しましては、MTBと比較してもそのがっちり感は同じ。そして、ペダルを一回まわすと、ロスなく伝わる感がすごい。MTBは前サスペンションでしたからその分逃げる力が多かった。フロントカーボンフォークだから、ちょっとした振動もかっちり抑えている印象。」
車で例えるなら、高級スポーツカー(フェラーリみたいなんでしょうかね。)。アメ車よりもヨーロッパのスポーツカーを彷彿とさせます。
まだ、ロングライドはしておりませんが、乗っていてとっても楽しいです。
今後は、ビンディングペダル(とりあえずSPD)にしてどんどん乗ってゆきたいと思います。
(ペダルからクランクにつながるところが美しい)

追記、MTBの6500改造車の最高速は40km/h弱。巡航速度は30km/h程度でした。このALR4はどの程度なのでしょうか?また報告したいと思います。


11/06/2015

はずぃごーぃん? 英語

昨日は珍しくラボメンバーと会話することがありました。

介入試験のサンプルに採取+保存をお手伝いしたのですが、雑談は基本的に参加できません。
何か質問されたら「Please, could you repeat that?」と聞き直してから、答えます。

夜中までかかったのですが、黙々とピペッティングしていると、手伝いに来てくれたら「はずぃごーぃん?」と言われます。

ここで、英文を理解して組み立てている僕はダメダメです。
意味は状況から「調子はどうだい?」だと分かるのですが、
英文を整理してみると、「Has it gone ?」か?、と思ったのですが、それでは「行ってしまわれた・・・(by 風の谷の城ジイ)」になって、変です。
正解は・・・
(サンフランシスコの坂道です、手前はマイカーです。)
 
「How's it going?」なのでした。LinkngとReduceですね。
How is it going ? ですが、How'sがhasと発音、さらにit とつなげて、hasit。
itは重要じゃないので弱めてgoingを続けて、hasi(t) going?になります。

全く同じ発音でも状況や後に続くセンテンスで、判断する典型例でした。

ボランティアの学生も試験をお手伝いしてくれているのですが、みなさん頭いいです。
明らかに頭の回転が速いです。そして情熱的ですが、省エネです。
アメリカで大学に行くとなると、やはりある一定以上の生活レベルが必要ですし、数々の競争を勝ち抜いてきたであろうと感じます。
日本の学生がアホばっかしに思えて(自分も学生時代アホましっぐらでした)、おっさんながら日本の将来を考えてしまいます。

ちなみに、ラボメンバーはもっとできる人たちです。めっちゃ手際いいです。

ただ、施設のおっさん(とあるラボのチーフ?)はめっちゃ適当で、Fecal採取・保存に関しては、あきれるぐらいのアバウトでした。清潔不潔が無茶苦茶、など。

まぁ、みんな優秀であるが、ちょっと例外もいる、ということです。

訂正あり
実は私「How is it gone?」と思っておりましたが、間違いで「How is it goin?」が正解です。
ずいぶん後になって気づきました。後日訂正しております。

11/03/2015

渡米、2か月経過

気が付いたら渡米2か月が経過していました。
この10月にやったことを箇条書きに思いつくまま記載してみます。

研究編
・IRBやDavisのオリエンテーション、e-learningなどの必須トレーニングクラス・プログラムの終了。
・特定のリポタンパク機能測定をボスに提案、現在セットアップ中。
・日本のラボでやり残した論文リバイス

生活編
・医療保険の契約、整備 (含むワクチン接種)
・運転免許の習得
・キンダーのパンプキンパッチ、ドライバーボランティア


その他編
・ESL週2回出席

娯楽編
・ロードバイクの購入
・サンフランシスコでのTCT出席の後輩と食事

私生活:+70点
研究: マイナス10点

今後の課題・目標
研究・実験をして結果を出す。
研究室メンバーとのコミュニケーションをもっと積極的にとってゆく。

11/02/2015

B型肝炎ワクチン

B型肝炎ワクチンについてです。

日本では、幼稚園で集団感染が報告されたりしております(出典見つからず)。
本年度(平成27年度)中には定期予防接種に導入される見込みらしいですが、現在は任意接種であります。自費になりますので、3000~5000円程度必要で、3回接種となります。

アメリカでは、小学校・幼稚園に入るときに必要なワクチンが決まっておりその中にB型肝炎ワクチン(HBV)も含まれております。
ウチの子供は、渡米前に某病院の国際内科を受診して一度摂取しております。1か月空けて2回目、3回目が必要で、渡米後に摂取しております。(米国は無料。)

さて、私の場合です。
今回、臨床検体(血液を含む)を扱うため、勤務施設からHBV摂取の証明書提出を求められました。
はて、HBVは受けた記憶があるようなないような、抗体価も調べたことがあるようなないような

まずは医局にメールで聞いたところ、「医員として勤務していないので記録なし」とのこと。
大学院では麻疹風疹の抗体価や接種歴の提出を求められたが、HBVに関しては報告義務なし。となると、受けていないのか?
かなり血液に暴露される職種であり、いくつか病院を渡り歩いているのにHBV摂取歴の提出を求められたのは今回が初めて?これでいいのか日本?民間病院?

さて、頑張って記憶を呼び覚ましてみました。
医学生時代に病院研修(ポリクリ)の際に、HBV摂取したような気がする。
ダメ元で、出身大学にメールを送ってみました。すると、すぐに返事があり。
「B型肝炎ワクチン接種歴、抗体価検査結果、証明書の発行は可能です。」とのこと。
素晴らしい!さらに、通常は書類は郵送でのやり取りになるけれど、米国在住であることを伝えて、メールのファイル(PDF)でのやり取りでお願いしたい旨を伝えると、OKとのこと。Fabulous!!

証明書請求の申請書を記入、PDF化してメールに添付。その3日後には証明書が手に入りました。
素晴らしい。
内容は、2003年のポリクリ時にきっちりHBV抗体価をワクチン投与前後で測定しており、HBV3回接種もしておりました。(12年前なので現在抗体が消えている可能性は否めないですが…)
3回接種の記録がしっかりありました。すばらしいですよ、わが母校!!
お金払った記憶もないので、無料だったのでしょう。

http://www.jsh.or.jp/vaccine/vaccine こちらのサイトから参照させていただきました。
 
 
ということで、僕はHBVに関しては、10年間の勤務において予防されていたわけです。ありがとう、わが母校。
大学病院の医療勤務雇用はHBVは必須で、接種は自費、との記載があります。日本はワクチンに関しては遅れているなぁ、と実感します。
米国では保険に入ると、履歴が保険会社で全部管理されるのでワクチン歴から治療歴全部記録されます。日本はおっさんになっても母子手帳に記載するしか自分で管理できないのは悲しいですね。アメリカのように家庭医・主治医を持ち、健康管理・ワクチン管理などするシステムは非常に良いと思います。

結論
HBVを含め、ワクチン対策は日本は遅れている。
医療者は特にリスクが高い。また、金銭的サポートも乏しい。
特に、大学院生で非常勤医師として臨床に携わる場合はいろいろ問題がある、と感じます。
感染や放射線被爆に関して、以前からずっと「問題があるなぁ」と感じております。医療事故などの訴訟に対する保険も自前ですから…

追記
平成24~25年に首都圏・近畿圏で風疹が流行した時期がありました。
1978年生まれの私は、風疹ワクチンが任意の時代であり、実は摂取しておりませんでした。
飛沫感染する風疹、外来診療で感染します。えらいこっちゃ。
ところが、2年前に明石市が助成をしてくれて、麻疹風疹ワクチンを無料摂取しました。女性の場合は妊娠を期に調べたり、ワクチン接種するのですが、35歳のおっさんは風疹は35年間ノーガードでした。明石市ありがとう。

DMVとの戦い その6 最終回

さてみなさん、今回がDMVとの戦いの最終回となります(はずです)。

約1週間前に、DMVで暫定免許(INTERIM LISENCE)の発行をお願いしたときに、窓口のお兄さん(いつもの例の方)が、「2週間以内に免許が届くよ。」からお言葉をいただいたのですが、DMVによくある「嘘」だと思っておりました。

しかし、なんとDL/IDがDMVから郵送で届いたのです!! (お兄さん嘘つきと言ってごめんなさい)
(この中央の空白四角にDL/IDが引っ付いてました)

か~な~り、びっくりしました。

「カリフォルニア住民として認められている」感が、しみじみと味わえております。
結果としては、試験に合格してから約6週間で免許を手に入れたことになります。
これは、運よく早く手に入った部類、になるのでしょう。

本日早速IKEAでカード払いの時に「ID見せて」と言われました。
カッコよく提示して、カリフォルニア住民であることをアピールできました。

今回、DL/IDを手に入れるに当たり、数々のアドバイスをいただいたデイビス・サクラメントに在住のMDの留学されている日本の先生方、本当に有難うございました。
また、ブログなどで自身の体験談としてDMVとの戦いを記録されている方々、とても参考になりました。この場を借りてお礼申し上げます。

もし、このブログが誰かの目に留まった時に、少しでもDMVとの戦い方の参考になれば幸いです。

では、これにてDMVとの戦い最終回、終わりとさせていただきます。

長きにわたり応援ありがとうございました。

まとめ
合格から1か月後にメールでDMVに免許発行の催促を一回。
さらにその2週間後INTERIM LISENCEの申請+発行を一回。
で、本免許を6週間で手に入れることができました。