PROMINENT Studyの結果は以下となりました。
2型糖尿病、軽度から中等度の高トリグリセリド血症、低HDLおよびLDLコレステロール値の患者において、ペマフィブラートはトリグリセリド、VLDLコレステロール、レムナントコレステロール、ApoCIIIレベルを低下させたが、心血管イベントの発生率はプラセボ投与群に比べ低くなかった。
しかし、見解としては、
「TG到達の平均値が189.㎎/dL」で各種ガイドラインの治療目標に達していなかった。
ことがあげられます。
そして、追加試験、解析が行われました。
Remnant cholesterol, LDL cholesterol, and apoB absolute mass changes explain results of the PROMINENT trial
今回解析に用いた試験は、Copenhagen General Population Study(CGPS)。前向きコホート研究であり、Danish Civil Registration Systemから無作為に抽出した20歳以上の成人を対象とした(被験者登録期間2003~2015年)。
試験のエントリーや治療目標をすべて PROMINENT Studyと同じにして試験を組み、解析したとのことです。結果は…
PROMINENT試験において、ペマフィブラートの投与による変化量はレムナントコレステロールが-7 mg/dL(-0.18 mmol/L、-18%)、LDL-Cが+10 mg/dL(+0.26 mmol/L、+12%)、apoBが+5 mg/dL(+0.05 g/L、+5%)であった。
考察:
レムナントコレステロール、LDL-CおよびapoBの絶対質量変化量によってPROMINENT試験の結果を説明できる。アテローム促進性コレステロール全体が3 mg/dL(0.08 mmol/L)高く、apoBが5 mg/dL(0.05 g/L)高いことで、ペマフィブラート群でASCVDが多い傾向を説明できると思われる。したがって、これらの結果から、ASCVDを抑制するには、TGおよびレムナントコレステロールを低下させる薬剤により、アテローム促進性コレステロール全体(LDL-Cおよびレムナントコレステロール)とアテローム促進性リポ蛋白全体(apoBが指標)を減少させる必要があることが示唆される。
とのこと。
ぺマフィブラートつかって結局ダメだったのは、総悪玉コレステロールが上昇したからでしょう。TG下げても、レムナントを下げなければだめ、ってこと。
そもそも、TG自体が治療目標に達していないのがかなり問題と思う…