との論文がありましたので読んでみました。
J Atheroscler Thromb. 2016 Feb 1;23(2):176-95.
結論は、「今までのリスクチャートでは過大評価になっている可能性があるので、再度リスクチャートの見直しが必要なのでは?」といった内容です(と思います)。
でも2012年の動脈硬化ガイドラインを見直す必要があるってえらいことやん。
そもそもガイドラインを作るときに用いたリスクチャートが間違っていたってこと?
それとも、日本のお医者さんが頑張りすぎて救命しすぎている、ってこと?
JASのガイドラインに疑問を投げかける論文がJASからPublishとは…
知らない統計方法:Hosmer-Lemeshow test という解析をされているようなので勉強してみました。
「ホスマー・レメショウ検定( - けんてい、Hosmer-Lemeshow test)とは、ロジスティック回帰モデルへの適合度を調べる統計学的検定である。しばしばリスク予測モデルの分野、特にがん疫学の分野で使用される。ホスマー・レメショウ検定検定は、観測された事象率がモデル母集団のサブグループでの期待される事象率に適合するかどうかを評価する。ホスマー・レメショウ検定は十分位数で分割した適合リスク値をサブグループとする。サブグループでの期待された事象率と観測された事象率が類似するモデルは "well calibrated" と呼ばれる。」
(Wikiより)
らしいです。
ってことは、今使っているリスクチャートのモデル式は“not well calibrated”ってことかい。
ちなみにStataでもこの検定は可能のようです。
コマンドは「estat gof」。
今度、僕が作った、食事から推定するトランス脂肪酸予測値を使ってみようかな?
でも観測群がいないから無理だ。少人数であってもできるのかな?
(コストコでスノーシューズアタッチメント:かんじき、が売ってました。)
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