2/04/2016

「JAL DOCTOR登録制度」がスタート

「JAL DOCTOR登録制度」がスタート  との記事がニュースでありました。

応召義務の有無、損害補償制度など、いろいろな意見がありますが、なぜ医師になったのか?
という純粋な気持ちを再度思い返すと、僕の意見は「登録したい。」です。

どうすれば登録できるかを調べてみました。
日本医師会の医師資格証というものが必要らしい。
「え、そんなもんいるの?そんなもんあったの?」
ほんなら、どうやって資格証を手に入れられるのか?

「日本医師会電子認証センター」というホームページに詳しく載っていました。

よし、ちょっとやってみようかな?
必要なもの「住・民・票」…
ない…日本に住民票ない…
さらに、年会費が必要、非会員なら10000円/年

だめじゃん。ってなことで無理でした。

ルフトハンザはめっちゃナイスな同様のサービスがあります。
http://www.lufthansa.com/jp/ja/doctor-on-board
素晴らしい!!全航空会社さん、この方針でお願いしますよ。
(でも日本では医師会が絡んでくるんだろうね。年会費、ああ年会費ね。なるほど。)

AEDが普及して、電車の中でCPAを救命したというCoolなDrのエピソードを聞いたりするし、自分自身救命の授業をしたこともあるから、「助かる命があるならば、その可能性を切り捨ててはいけない」と思います。
特に、若い命でほんの少しのタイミングで運命が分かれてしまうこともあるわけで、そこに少しでもプラスになる可能性があるなら、掛けてみたいです。

ただ、本当に目の前に倒れている人がいて、実際に行動にとれるかというと、本当に難しいと思います。勇気と覚悟が必要です。

さて、僕が過去に国際線でアメリカに行ったときに機内でDrコールがありました。
しかし、そのとき数人の方が立ち上がり、対応しておられました。
患者さんの病態などは全くわかりませんでしたが、数人のDrに診てもらっていました。
その飛行機は、AHAに向かう飛行機で、循環器系のDrがたくさん搭乗されておられたのでした。
ぼくの左前の席の方は、大動脈関係のスライドを作成されておられましたし、ご高名な先生方も乗り合わせておられたのでしょう。
しかし、本物のPEやMIで、太平洋ど真ん中、着陸まであと4時間とかだったら救命できる可能性は厳しいかなぁ。

追記
JALに医師登録すればメンバーラウンジが使えるらしい…

そういえば、道端で目の前で倒れた男性の対応したことがあったなぁ。
去年の6月ごろかな?機会があれば記載してみます。

(昨日は節分、太巻き作ってみました。具は、サーモン、カニ、卵、きゅうりです。美味い!)

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