6/29/2018

地中海式食の論文NEJM 改定(撤回?)

Errors Trigger Retraction Of Study On Mediterranean Diet's Heart Benefits

地中海式食の心疾患リスク低減への有益性を示したNEJMの2013年の論文、調査法に問題があったみたいで撤回(改訂)されたそうです。
(後輩に教えてもらいました)

https://www.npr.org/sections/health-shots/2018/06/13/619619302/errors-trigger-retraction-of-study-on-mediterranean-diets-heart-benefits

https://www.medscape.com/viewarticle/898212?src=WNL_trdalrt_180629_MSCPEDIT&uac=265885AV&impid=1670795&faf=1

https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1200303

どこに問題があって改定されたのか分からん…
調査法?
解析に問題があったのか?
(ちゃんと読んでないからわからん、時間あったら読んでみよう)

それより、結論として心疾患死亡が減るのは変わっていないから、結論は変わってない?

どうゆうこと?
どこからか圧力がかかったのか?
でも論文撤回にはなってないのはなぜ?

なんか、コメントもわけわからんし。
日本人のフジイさんがいきなり出てくるし(フジイさんは捏造で有名、マウスすら架空でありデータ自体が全くの虚構の上に成り立っているという都市伝説あり)。

まあ、信用できない、ってことか?

今年2018年1月に出た、「ω-3は、心疾患に効果ないで」派から突っ込まれたのでしょうかね。

Associations of Omega-3 Fatty Acid Supplement Use With Cardiovascular Disease Risks
https://jamanetwork.com/journals/jamacardiology/fullarticle/2670752
Abstract
Importance  Current guidelines advocate the use of marine-derived omega-3 fatty acids supplements for the prevention of coronary heart disease and major vascular events in people with prior coronary heart disease, but large trials of omega-3 fatty acids have produced conflicting results.

でも2017年2月のCirculation(http://activelifedavis.blogspot.com/2017/02/hdl_14.html)
は、「ω-3は効果あり」やし。

今年の秋のAHAぐらいで、REDUCE-ITとSTRENGTHっていうω-3の介入試験の結果が発表されるみたいやから、それを待ちましょうか。
https://clinicaltrials.gov/ct2/show/NCT01492361
https://clinicaltrials.gov/ct2/show/NCT02104817


追記
なんか、日本のネットニュースにもなってて「地中海式ダイエット!!」ってタイトルで出てた。コメントで「ダイエット」=「やせる(って意味)」で議論してて、訳間違いやん。
「Diet=食事」です。この日本語の記事書いた人、マジあほ。

さらに追記
MedScapeの日本語訳がありましたので貼り付けておきます。

6/11/2018

前脛骨粗面痛について

昨日、久々にロードバイクにまたがり神戸空港まで往復しました。
レーパン履き忘れて、臀部痛…やはりパットが必要と痛感。

翌日、強い前脛骨粗面痛に悩まされております。
僅かなTappingで疼痛増悪。
無理なヒルクライム+ダンシングがたたったのか?

学生の時に勉強した気がする…

「Osgood-Schlatter 病」ですね。思い出しました。

Wikiから一部抜粋
脛骨粗面に存在する骨端核に機械的牽引力がかかることに起因するとされる。このため10 - 15歳の活発な発育期の男子に多く発生し、運動時に症状が強く現れる。膝伸展機構は大腿四頭筋から膝蓋骨、膝蓋靭帯(英語版)・膝蓋腱、脛骨粗面へと連続する。スポーツ選手では膝伸展の反復により、これらの部分に牽引力が働き、膝蓋骨遠位端、膝蓋靭帯、脛骨粗面が弱点となり、ジャンパー膝、シンディングラーセン・ヨハンソン病などのように疼痛が起こる頻度が高い。

40歳直前のおっさんもなりますね。
治療法は、安静と休息ですね。はい、わかりました。
なるべく階段をつかわずに、疼痛が収まるのを待ちます。

6月は神戸マラソンの抽選結果がでるかな?

6/04/2018

たたらぎダム湖マラソン2018年 

昨日、恒例の「たたらぎダム湖マラソン」に参加してきました。

長女は、英検2級のテストなので、長男と僕がマラソン参加、次男と私の母親が付き添いで一緒に行きました。

恒例の景品は、お米が当たりました。昨年は「岩津ねぎ」。一等の但馬牛は当たりませんでした。

さて、長男は2kmに出場、8分ぐらいで戻ってきて、2年生ながらかなりのアスリート?ぶりを発揮しておりました。

僕は、気温が31度を超えたし、この2週間は仕事が忙しくて…
ということで、10kmですが60分は切れませんでした…
しかし疲れた、きつかった…

まあ、イベントに参加するのは楽しいし、目標になるのでまだまだ頑張ります。

次は秋かな?
ということは、神戸マラソン…当選すれば、頑張ります。


Stem-cell tests must show success

Stem-cell tests must show success

Japan needs to demonstrate that a promising therapy for damaged hearts works as claimed.

https://www.nature.com/articles/d41586-018-05284-w

ネイチャーのニュースで日本が話題になりました。

先日、2018年3月に更新されたの心不全ガイドラインを読んでみました。
そこには、心筋シート(大腿筋からの培養)は心不全治療として確立されたものとして、ガイドラインで明記されております。

2015年のCJ論文で、アワードを受賞されたのもこの研究でした。
もちろん保険認可されております。

さらに、先日この心筋シートをiPS細胞から作って臨床応用する、というニュースがありました。

ということで、今後どうなるか…

大腿筋からの心臓シートは懐疑的な意見もあるようです。

個人的にはiPS細胞にはものすごく期待してしまいます。