10/10/2021

ノーベル賞受賞者 真鍋淑郎氏の会見発言 協調性について harmonious relationship

 真鍋さんノーベル賞受賞おめでとうございます。

真鍋淑郎氏の会見発言で、協調性という文言について

「・・・harmonious relationship・・・」という英語を使用されておられました。

協調性は、英語に訳すと、「Cooperativeness」となります。

僕も、英語を使う患者さんなどに入院の時に「協力してね」の意味をもって、「Please Cooperate・・・」という事があります。

Nativeの方に尋ねると、「Cooperateは、なんだか上から目線で、良くないよ、一緒にとかの意味でwithとかDoとか(ほかにも何か良い言い回しがあったと思いますが、失念しました。)が良いんじゃない?」と教えてくれました。

「harmonious relationship」響きもいいですね。

これから使っていこうと思います。

追記:会見自体は、日本が良くない、とは言及していなくて、日本の良いところとして協調性があって、重要な点。とお話されていました。

南港でゲリラ花火が9月26日にありました。



9/22/2021

論文の査読

 よく知らない雑誌から査読の依頼がありました。

レバノンのトランス脂肪酸に関する内容でした。

査読したら、アクセプトされたようです。

頑張って2週間以内に査読返しました…ほかに査読者2名いました。

2人目がリジェクトで、3人目がリバイス要求していたようです。

ちなみに僕はマイナーリバイスで通しました。

「Assessment of industrially produced Trans fatty acids in traditional dishes, Arabic sweets and market food products and its risks on non-communicable diseases in Lebanon.」

https://www.mdpi.com/2072-6643/13/7/2462/htm


以下時間経過

Received date: 05 Jul 202

Editorial assignment start date: 18 Jun 2021

Independent review start date: 12 Jul 2021

Interactive review activated date: 02 Sep 2021

Review finalized date: 20 Sep 2021

Final validation date: 21 Sep 2021


英語は使わないと錆びてゆきますね。

今後も英語は積極的に接してゆこうと思います。




7/07/2021

COVID-19にイベルメクチンは効果あるのか?

Meta-analysis of randomized trials of ivermectin to treat SARS-CoV-2 infection

https://academic.oup.com/ofid/advance-article/doi/10.1093/ofid/ofab358/6316214

 Ivermectin is an antiparasitic drug being investigated for repurposing against SARS-CoV-2. Ivermectin showed in-vitro activity against SARS-COV-2 at high concentrations. This meta-analysis investigated ivermectin in 24 randomized clinical trials (3328 patients) identified through systematic searches of PUBMED, EMBASE, MedRxiv and trial registries. Ivermectin was associated with reduced inflammatory markers (C-Reactive Protein, d-dimer and ferritin) and faster viral clearance by PCR. Viral clearance was treatment dose- and duration-dependent. In 11 randomized trials of moderate/severe infection, there was a 56% reduction in mortality (Relative Risk 0.44 [95%CI 0.25-0.77]; p=0.004; 35/1064 (3%) deaths on ivermectin; 93/1063 (9%) deaths in controls) with favorable clinical recovery and reduced hospitalization. Many studies included were not peer reviewed and a wide range of doses were evaluated. Currently, WHO recommends the use of ivermectin only inside clinical trials. A network of large clinical trials is in progress to validate the results seen to date.


DeepLでの翻訳

イベルメクチンは,SARS-CoV-2への再利用が検討されている抗寄生虫薬である。イベルメクチンは,高濃度のSARS-COV-2に対して,in-vitroで活性を示した。このメタアナリシスでは、PUBMED、EMBASE、MedRxiv、および試験登録の系統的な検索により特定された24件の無作為化臨床試験(3328人の患者)でイベルメクチンを調査した。イベルメクチンは、炎症マーカー(C反応性タンパク質、d-ダイマー、フェリチン)の低下およびPCRによるウイルスクリアランスの短縮と関連していた。ウイルスクリアランスは、治療の用量および期間に依存していた。中等度/重度の感染症を対象とした11の無作為化試験では、死亡率が56%減少し(相対リスク0.44[95%CI 0.25-0.77]、p=0.004、イベルメクチン投与群35/1064(3%)、対照群93/1063(9%))、臨床的にも良好な回復と入院日数の減少が認められた。対象となった研究の多くは査読を受けておらず、幅広い用量が評価されています。現在、WHOは、臨床試験の中でのみイベルメクチンの使用を推奨しています。これまでの結果を検証するために、大規模な臨床試験のネットワーク化を進めています。


雑感:イベルメクチンは個人的には肯定できませんが、査読がある一定レベル以上の試験でのメタ解析を待つまで判断できないと思います。頭ごなしに否定できないと思いました。


日曜の朝ランニングの帰りにアライグマと遭遇



へふぺふ(HFpEF)に効く薬、その名はジャディアンス!!

 SGLT2阻害薬の大規模試験の結果がプレスリリースされました。

以前にフォシーガでHFrEFで効果ありという結果がありましたが、今回はHFrEFもHFpEFも効果が示されたようです。発表は8月のESCで、同時に論文化でしょうが、嬉しすぎてベイリンガーが告知したみたいです。僕の医療メルマガにもお知らせありました。

以下タイトルからどうぞ

Phase III trial with SGLT2 inhibitor meets primary endpoint in HFpEF

NEWS - JULY 6, 2021

EMPEROR-Preserved met its primary endpoint and showed a significant risk reduction with empagliflozin for the composite of CV death or HF hospitalization in patients with HFpEF, with or without T2DM. The safety profile was consistent with the known safety profile of empagliflozin. The EMPEROR-Preserved trial was a phase III, double-blind randomized trial that investigated the safety and efficacy of empagliflozin 10 mg compared to placebo in 5988 patients with HFpEF. Full results of EMPEROR-Preserved will be presented at the ESC congress 2021 on August 27.

The EMPEROR-Reduced trial previously showed that empagliflozin significantly reduced the combined relative risk of cardiovascular death or HF hospitalization by 25% compared to placebo in patients with HFrEF. Empagliflozin was recently approved by the European Commission for the treatment of adults with HFrEF in Europe. The results from EMPEROR-Preserved and EMPEROR-Reduced together indicate that empagliflozin has beneficial effects on outcomes in the full HF spectrum.

EMPEROR-Preservedは、主要評価項目を達成、T2DMの有無にかかわらずHFpEF患者のCV死亡または心不全入院の複合項目について、エンパグリフロジンが有意にリスクを低減することを示した。また、安全性についても問題ないことも示した。

EMPEROR-Preserved試験は、第III相二重盲検無作為化試験で、HFpEF患者5988人を対象に、エンパグリフロジン10mgの安全性と有効性をプラセボと比較検討。

EMPEROR-Reduced試験では、HFrEF患者のイベント抑制(25%リスク低減)。EMPEROR-PreservedとEMPEROR-Reducedの結果を合わせると、すべての心不全において効果があると判明した。


以下は、ベイリンガーのHPです。

https://www.boehringer-ingelheim.us/press-release/breakthrough-results-jardiance-empagliflozin-confirm-emperor-preserved-first-and-only







11/18/2020

STRENGTH OMEMI REDUCE-IT どうするEPA/DHA? 純粋なEPAが大切!!

今年2020のAHAがWebで開催されているようです。
ω-3製剤の待望の大規模試験の結果が報告されました。ちょっと残念な報告のようです。 

High dose of omega-3 carboxylic acid has no effect on MACE outcomes 

The STRENGTH trial found that omega-3 carboxylic acid supplementation had no beneficiary MACE outcome in patients with established or high risk of CVD compared to placebo. 

No benefit with omega-3 fatty acids on CV outcomes and all-cause death in elderly MI patients 
The OMEMI trial found no beneficial effects on CV outcomes and all-cause death by omega-3 fatty acid supplementation in elderly patients after MI, compared to patients receiving placebo. 

えらいこっちゃです。 
REDUCE-IT(n=8179,ω-3:4000mg/day)で、EPA/DHAの有用性が示されて、「高容量のEPA/DHAならCVイベント抑制するよ」という認識だったのに… 
今回の「AHA Scientific Sessions 2020」で報告されたようです。  

そもそもSTRENGTHは有意性がみられないので2020年1月に中止勧告があったから、もうだめでした。 STRENGTH(n=13,078, ,ω-3:4000mg/day)で、ダメでした。 

OMEMIは、「MI後の高齢者の二次予防(n=1027)」としての試験で、ω-3:1800mg/dayの投与でしたが、CVイベントも全死亡もプラセボと比較して効果なしでした。 
無念な結果ですが、こうも結果が食い違ってしまった理由もコメントあります。 

REDUCE-ITは、純粋なEPAを内服して、血中EPA濃度の上昇が、144μg/mL 
STRENGTHは、EPA/DHA製剤を内服して、血中EPA濃度の上昇が、89.6μg/mL  

だったらしい。 
結論としては、EPAの血中濃度が大切だ。
摂取するなら純度の高いEPA製剤だよ。 ってこと、
JELISも高純度EPAですね。
https://pace-cme.org/2020/11/17/high-dose-of-omega-3-carboxylic-acid-has-no-effect-on-mace-outcomes/ 
https://pace-cme.org/2020/11/17/no-benefit-with-omega-3-fatty-acids-on-cv-outcomes-and-all-cause-death-in-elderly-mi-patients/

9/17/2020

いきつけのスタバ閉店…残念です。


「スターバックスコーヒー 中山手通2丁目店」が閉店していました。 2020年8月31日で閉店してしまったようです。 コロナの影響でしょうか? 開店当初は、店外に強烈な行列ができていたようですが、土曜の9時にはすんなり入れる状況で、リラックススポットでありました。 夜遅くまで、たぶん11時までやっていたので仕事帰りに寄ったりしてました。 残念です。 北野には普通のスタバがまだあるので、そちらを利用することにします。
なんか、記事の記載方法が変わってやりにくい…

8/03/2020

Jobsの名言 JCS2020のオープニングから

If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?
- Steve Jobs (スティーブ・ジョブズ) -

日本循環器学会総会JCS2020 のオープニングセレモニー
を見ました。上記内容をお坊さんが引用されてました。

「今日が人生最後の日ならば、今日やろうとしていることは私のやりたいことなのか?」

私も、人生の岐路、と考えるイベントがたくさんあります。上記格言を考えつつ人生の選択をしたいと思います。

また、木村会長のコメント
「新型コロナウイルスが我々から何を奪ったかを考えると、それは対面での発表や議論の機会であり仲間との交流や意見交換の機会でした。学術集会は発表し議論することにこそその意義があるということで、一般演題を含めて史上空前の737セッションを実施することにいたしました。」
にも心打たれました。

ポスター発表が事実、口述となり準備が大変でしたが、いい発表はすごくわかりやすく勉強になりました。
ディスカッションなどのセッションはとても良かったです。
苦言を呈するとすれば、「自分の持ち時間を大幅に延長する発表」や「意見を述べているときに発言を重ねて乗っ取る」は、Webでは永遠の問題で、常に気を付けるべきと思います。

しかし、6列でライブを同時進行とは、物量的にもすごかったし、裏で聞きたいセッションもありました。オンデマンドなんで後日聞きたいと思います。

脱皮の途中で死んでしまったセミ、生きる上で何が足らなかったのか?