12/16/2015

アメリカの住宅と洗濯機

デイビスでの我が家は、集合住宅のようなアパートで、中庭にはプールがあります。
初めてプール付きと知った時、「なんてリッチなところなんだ。」と思いましたが、中庭にプールは普通で、アーバインの友人はプールはもちろん24時間利用可能なフィットネスジムまであるとのこと…

さて、築20年を余裕で経過してそうな我が家は台所回りや床カーペットなどは2年前にリフォームされており、結構綺麗です。

一階にリビングと台所、トイレ。二階に寝室二つとお風呂+トイレがあります。
一般的に2Beds+1.5Bath roomってやつですね。
台所はガスコンロではなく電気コンロです。
レンジ・冷蔵庫、サンクスギビングのターキーも焼けるオーブンは初めからついております。
水道代はオーナーもちで、電気・ガスのみ支払いになります。
エアコンは、家全体を一つのスイッチでコントロールします。ヒーターとクーラーの二択です。
温度調整できますが、華氏表示で、未だに慣れません。
あと、パティオがあって、そこに自転車置いてます。

家賃は大体$1600/月ぐらいで、チェック(小切手)で毎月月末にオーナーに支払います。
サンフランシスコでこの規模の住宅は、この2倍以上するらしいです。
田舎でよかった。駐車場は1台なら無料です。ペット不可です。

なにか足らないと思いませんか?
そうです、タイトルにもある洗濯機がないのです。
では、何処にあるのでしょうか?
答えは、共用の洗濯機がオーナーオフィスの裏にある。です。
有料です。洗濯一回につき$1.25必要となります。つまり25セント玉(クオーター)が5枚必要になります。

渡米直後は、この25セント玉がすぐに枯渇してしまい、緊急で近所の日本から研究留学で来られている方に両替してもらったりしました。

前住人の方や、知り合いの方に両替の良い方法を聞きました。
銀行の窓口に行って、「何ドルを25セントで欲しい」と言えばいい、とのこと。
私は、一度に25セント玉で50ドル分引き出すこととしております。

今日も、銀行に行ってきました。
最近は、英語での挨拶にもなんとなく慣れてきて
窓口のお姉さんが「調子どう?元気?」みたいに聞いてきたら、「めっちゃ寒いわ、自転車やからホンマに寒いわ。」ってな感じ(通じてないかもしれんけど)でコミュニケーションを取ります(とっているつもりです。)
窓口のお姉さんもよくわかっていて、25セントで欲しいと言えば、「OKよ」とすぐに準備してくれます。書類のちょっと足らない部分も書き足してくれました。
そして、「なんたらかんたらかんたら」と早口でお喋り続けます。どうやら僕が英語しゃべれると思っているらしい…そういう時は、「ごめん、なんて?(Sorry, what did you say?)」って聞き返します。発音的には、「そるわっでぃゆせっ?」みたいに言います(たぶん発音間違ってます)。大概は「Could you repeat that ?」ってきちんと言いますが、フランクな人にはこんな感じに言います。
すると、「ランドリーにつかうのね。」って聞いてることが分かりました。
「うん、妻が洗濯好きでね、たくさん必要なんだよ、HA-HA-HA-HA-!!」って、アメリカンに返事しました。おおー、なんか会話が成り立ってる気がする。
(と思い込んでいるだけかもしれませんが…)嬉しい一瞬でした。

でも、僕って現地の人から見たら大学生に見られているようです。
もしかしたら、窓口のお姉さんは「君は学生で、自分で洗濯して頑張ってるね。」みたいにおもっていたのかな?
いつも「結婚してて、子供がいるよ」っていうと、びっくりされます。さらに、家族で渡米、デイビスに住んでいるのも少し驚かれます。どうやら留学するかたは、ポスドクであれ単身米国に乗り込んできているパターンが多いみたいです(ESLのクラスでの情報より)。

話は逸脱しますが、アーバインにいる友人は、顔のホリが深くて、イラン系の顔立ちで有名(大阪のホテルで外人と間違われ、従業員にMay I help you?と話しかけられた逸話あり。)。
しかし、米国で再会したら、ただの若い日本人、うっすい顔貌でした。いやー、周りの環境でこうまで印象が変わるのね。

なんだか、取り留めのない記載になりましたが、洗濯機の話でした。

25セントが50ドル分が入った「へヴぃー」なバックパックを背負って、ぼちぼち帰宅します。
研究ですが、おもったより細胞が育ってくれないです。こればっかりはどうしようもないね。
明日には細胞が、がっちり増えていますように。

(最近、朝が寒くて:0℃、公園の芝生に霜が降りてます。きれいです。日の出は7:18です。)



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