アメリカの医療保険も加入できて、保険カードも入手でき、さらに日系のかかりつけ医への変更もできました(子供のみ)。
かかりつけ医などの指定は全部、保険会社のホームページからオンラインで行います。
(ここにログインしてオンラインでいろいろ手続きします。)
さて、いつまでも無料診療所にかかっているわけにもいかないし、今後のワクチン接種や、何かあった時のためにかかりつけ医を一度受診しようということになりました。
さて、まずは受診の予約です。予約は電話で行います。
当然ながら全部英語でのやりとりになるのですが、日本語に通訳するシステムがあるのでそちらを利用します。
しか~し、自力の英語でやってみようとまずトライしてみました。
いろいろ尋ねられて、予約の旨をつたえるのですが、相手がめっちゃ早口で、僕が何度も聞き直していると、相手が「日本語の通訳するか?」と聞いてきましたので、結局「Yes, please」と、通訳してもらいました。
この通訳、非常にもどかしい。簡単な相手の質問はわかるので、すぐに答えてしまいそうになるのです。たとえば誕生日は?電話番号は?住所は?などは英語で答えてしまいます。しかし、細かいことになるとこっちが把握しきれず、やはり通訳の方に助けていただくことになります。
さて、予約しました。約2週間後に受診になりました。
次は受診です。
当日受付に来院したことを伝えます。そして書類記入。これが非常にめんどくさい。
住所や生年月日、既往歴などは想定内ですし、知っている英単語が多いので問題ないのです。が、保険プランの詳細や、両親の仕事やVISAの種類などまで細かく記入します。そして子供の人数分なので時間かかりました。
時間になれば看護師さんに呼ばれます。
身長体重を測ってから、診察室に行き、Drが来られるのを待ちます。
そしてDr登場!! 日本語が通じる小児科Drですので会話は問題なく進みます。
まずは一般的な問診。単純に、問診(既往歴+ワクチン歴)の聴取です。日本で書いてもらったワクチン接種歴証明書を提出して、コミュニティーケアで作成してもらったワクチン証明書も提出します。そして、いろいろ話をして今後の予定を立てます。
息子は生後6か月でアレルギーがあることが判明しており、以前に牛乳を飲んで喘息様の呼吸になったことも伝えました。すると「エピペンは持っていますか?」と聞かれました。日本の小児科ではエピペンの話までは出ませんでしたが、アメリカでは普通なのですね。
日本ではアナフィラキシー症状があれば処方なのでしょうか。体重も薬剤投与可能範囲でしたし、やはり日本ではないので「備えあればうれえなし」、エピペンを処方してもらいました。
Drがパソコンでいろいろ入力して、「薬局はどこにしますか?」と、近所の薬局の住所と名前(RITE AIDにしました)を伝えます。するとまたPC入力。「はい、送っておきましたから取りに行ってくださいね。」と。
あれ、処方箋はもらわないのかな?と疑問に思いながらも、診察は続き、息子はHBVワクチンをすぐに受けさせていただきました。診察は、睾丸がしっかり2つあることを確認するのですね。
そして、ワクチンを打つのは看護師さん。腕をまくり上げようと準備していると、「足に打つのよ」と。おもむろにズボンをずりさげ、すかさず太ももにワンショット!! その素早さ、まるで居合抜きのようでした。
日本でも赤ちゃんは太ももにしているようですね。知らんかった…暴れる子はベットに抑えてもらって太ももに素早くショット!! 今後はそれでいこう、と思いました。
次回のワクチン接種予定時期を指摘いただき、その時期に再診予約を取るように言われました。
本来はこれで終了、帰宅なのです。支払いも保険会社にネット上で手続きするのです。
でも、いろいろと心配なのでもう一度受付に聞きました。
Q:「処方箋もらってないけどいいの?」
A:「ネットでオーダーしてるから薬局に行って、受け取ってね。」
Q:「今日は支払いしなくていいの?」
A:「ネットでしてね。でもいまするならできるけど、やる?」
とのことで、その場で診察料のみ10ドルお支払い。クレジットカードで。
Q:「次の予約はどうしたらいいの?」
A:「電話で予約してね。」
以上で終了です。
印象として、クリニックの待合は非常に綺麗でした。広い、床は絨毯、でっかい水槽があって熱帯魚が泳いでおりました。日本の診療所も最近は、エレガントになっていますけど、私は昔の開業医の診療所のイメージが強いので、結構面喰いました。
結論
処方箋はもらわない。
支払いはネットで。
では、次回は薬(エピペン)の受取りについてです。
0 件のコメント:
コメントを投稿