12/19/2015

マイナンバーとSSN

マイナンバーについてです。

アメリカでは、「ソーシャルセキュリティーナンバー:SSN」
というものがあり、この番号は本人の社会的な証明とほぼ同義です。

これと同じものが日本の「マイナンバー」と私は理解しております。

米国で生活するためには、給与、保険、自動車免許、電話番号、銀行口座などが必要になります。
これらにはすべてこのSSNが必要になります(一部例外もアリ)。

もちろん入国管理における情報、パスパート、VISAの情報などもしっかり紐づけされているようです。

SSN収得手続きが済めば、カードが自宅に送られてきます。
このカードの取り扱いが非常に重要です。
色々注意事項がありまして、以下簡単に記載します。
1:他人には知らせない(必要な手続きの時以外は)。
2:財布に入れて持ち歩かない。とくに免許と一緒の場所に保管しない。
3:なくさない。
もっとほかにもいろいろありましたが、忘れました。まあこんなところでしょう。

私は8月26日に入国、9月4日にSSN申請、9月12日にSSNカードが自宅に届く。といった流れでした。結構時間かかります。

このSSNが盗まれたりすると、非常に危険なことになります。簡単にいいますと他人が自分になりすますことができるらしいです。知らぬ間に銀行のカードを作成されローンを組まれていたりとか、変な会社に雇用されているこのとになっていたりするらしいです。(Wikiより。)

このような制度が日本でも導入予定で「マイナンバー制度」と呼ばれています。
このマイナンバー制度、海外留学・駐在の方は基本発行されません。住民票が日本にない場合は発行されない、ということらしいです。

私も住民票は日本から抜いておりますので、マイナンバーもらえません。
そこで、一つ問題が発生するようです。
日本の銀行口座にこのマイナンバーを登録しなければならないようです。マイナンバーがなければ銀行取引ができなくなる?つまり、自分の日本口座から海外口座への送金ができなくなる?ということ?でありましたが、新生銀行に詳しく尋ねたところ、「移行期間が設けられており、平成30年12月までに銀行にマイナンバー登録が必要」ということです。まあ、これについては前回記述しました。

ところで、世間でいろいろ言われていることですがこのマイナンバーを導入されたら「副業がバレる」ということらしいですね。
私の職業はアルバイトが結構な収入になります。しかし、このアルバイト自体は確定申告の際にがっちり報告しなければなりません。
講演会などで講演料としてもらった金額も、報告の義務があります。
私、この講演料を報告し忘れていて追加徴税をくらいました。非常に少額ですが、講演料の1/4~1/5ぐらい追加で市役所に支払いに行きました。

つまり何が言いたいかというと、今までも税務署は、個人の銀行口座などをがっちりチェックして、給与などのお金の流れをつかんでいるので、このマイナンバーが導入されても僕自身は何らかわらん、ということです。

うーん、アメリカでもこのSSNが便利、って実感は全くないので正直「めんどくさくなるなぁ」といった印象です。

でも、海外のいろいろなところで働いている日本人はたくさんいるので、住民票がなければもらえない、はおかしいやろ。
せめてパスポートがあればマイナンバーください。日本国さん、よろしくお願い致します。

(クリスマスシーズンにはCOSTCOの入り口でモミの木販売してました。みなさん、車の屋根にそのまま括り付けて持ち帰りです。
)
まとめ
今のところマイナンバーのメリットなし。

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