2/20/2017

統計ソフト SASの力を垣間見た…

大きな大学は、統計ソフトを大学自体で購入していて、スタッフや学生であれば自分のPCにダウンロード(基本無料)して使うことが出来ます。
(カリフォルニア大学系列で管理している様子です。)

統計ソフトを初めとする、僕のような研究者が頻用するソフトが完全に網羅されてます。
もちろんUCDも例外ではありません。

僕が使いたいと思う以下のようなソフトが使えます。

SAS
Stata
SPSS
Statistica
JMP
EndNote

(他にも特殊なソフト、動植物の生育?のシュミレーションソフトなどもあります。)

僕はStata一本でやっているし、UCDを離れたら使えなくなるので自前のソフト以外は使ってきませんでした。

今回僕の出したデータを解析するに当たり、PIがSASをつかって色々解析してくれたのです。

PIがコレまでも数々の論文を出版してきましたがすべてSASでの解析でした。
今回も自分でやったStataでの結果をお見せしたのですが、SASで整合性が取れるか?または新たな解析結果などがないかチェックしてもらいました。

SASは個人で管理できるものではないほど専門的で高価なものであり、その威力もStataとは桁違いだと実感しました。

やってることは同じなのですが、StataよりもP値の有効数字が1桁多いし、優位性や相互関係の比較が非常に分かりやすく出来るようです。

SAS使いこなしてみたいなぁ。

あと、JMPもほぼ自動でグラフを作ってくれるから便利だなぁ。
エクセルで線の太さとかイチイチ調整している自分がアホみたいです。

冬のヨセミテ、滝が壮大です。


結論
お金のある大学は素晴らしい。

解析ソフトを自腹で購入しないと良い論文が書けないような日本のシステムは、アホだ。

大学の授業では、関数電卓を使って色々やったなぁ。
統計の基礎知識を学ぶ授業は必須だと思うけど、関数電卓は実際は使ってないし、その知識は全くつかってないな。統計ソフトをPCで使う授業のカリキュラムにするべきだ、と思います。

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