「イチゴを買いに行って煮えるまで待つ3人のアイドル」
なんじゃそりゃ、医師国家試験の問題を解くために覚えた語呂です。
ステップ内科学の内分泌の部分だったと思います。
国家試験で、高脂血症のWHO分類に関する問題が出ればこの語呂合わせで回答できます。
イチゴを買いに→Ⅰ・Ⅴ型はカイロミクロン増加
煮える→Ⅱ型はLDL増加
3人のアイドル→Ⅲ型
でIDL増加
また、Ⅱb・Ⅳ・Ⅴ型は【V(b:ヴィ)】を含むのでVLDL増加 (かなり苦しい)
IDLが増加するのは? 答え:Ⅲ型
CMが増加するのは? 答え:ⅠとⅤ型
こんな覚え方しても、全く意味ありません。
じゃあ、どうすれば意味があるのでしょうか?
そもそも、高脂血症のWHO分類、なんでこんな分類になったんやろ。
臨床で使ってる?
WHO分類がなんかの役に立つんやろか?
とずっと、思っておりますが、声に出したことはありません。
高脂血症でググったら、
I型家族性高脂血症:LPL欠損
II型家族性高脂血症:LDL受容体異常
III型家族性高脂血症:ApoEの異常
と、Wikiにはのっているけど、こんな簡単に説明できるわけがない。
でも、なんでこんなに理解しにくい、覚えにくいんやろか。
現在の治療法としては、ガイドラインでカテゴリー分類して危険度を判定、どの薬剤が推奨されるかを示してくれている。
しかし、家族性高脂血症(FH)の診断は、どこまでやるべきかが、正直わかりにくい。
そして、今、分子標的治療薬が使えるようになってきて、今まではLDLアフェレーシスと、脂質制限療法以外にも選択肢が増えた。
ということで、ちょっと真面目に勉強しようと思います。
自分の勉強のため、シリーズで少しずつ書いていこうと思います。
次回は、「高脂血症のWHO分類、なんでこんな分類になったんやろ。」です。
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