2016 in Review: Key Guidelines in Cardiology You Need to Know
John Anello; Brian Feinberg; John Heinegg; Richard Lindsey; Cristina Wojdylo; Olivia Wong, DO; Yonah Korngold; Sam Shlomo Spaeth | January 4, 2017
が、アメリカの医療系メルマガでお知らせがあったので読んでみました。
私は、脂質異常とCVDが専門なので、その部分をピックアップ。
低ー中等量のスタチンを使用するのは、CVDリスク(DM、DL、HT、喫煙)が1つ以上ある、または今後10年間のCVD発症リスクが10%以上である、40-75歳の症例。
76歳以上は、スタチンの治療開始するメリットが明らかでない。
ちなみに僕の10年間でのCVDリスクは、0.302%。
http://reference.medscape.com/calculator/aac-aha-cardiovascular-risk-ascvd
で計算できます。
ちなみに僕の10年間でのCVDリスクは、0.302%。
http://reference.medscape.com/calculator/aac-aha-cardiovascular-risk-ascvd
で計算できます。
先日読んだ論文でもあったけど、高齢者の治療に疑問がでてるなぁ。
また、 「 若者はスタチンも少なめでええで( Younger Patients With High LDL-C Get Fewer Statin Prescriptions Than Older Patients)」 的な記事もあるし。
(Al-Kindi SG, DeCicco A, Longenecker CT, et al. Rate of statin prescription in younger patients with severe dyslipidemia. JAMA Cardiol 2017; DOI: 10.1001/jamacardio . 2016.5162.)
欧米は医療費削減モードかな。
また
(Al-Kindi SG, DeCicco A, Longenecker CT, et al. Rate of statin prescription in younger patients with severe dyslipidemia. JAMA Cardiol 2017; DOI
欧米は医療費削減モードかな。
日本は80歳でもピンピンして現役の人もいるから、その人にはしっかり治療するのがよいのではと個人的には思います。
ま、欧米のガイドラインをそのまま日本に当てはめたらあかんぜよ。
となれば、日本独自のエビデンスとなる高齢者大規模研究をやるのが大切ではないでしょうか?
以下フリーでダウンロードしたので共有してます。
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