スタチン投与すべきかは、心血管リスクではなくて、コレステロール値が重要である。
ガイドラインでは絶対リスク評価をして、そのリスクに応じて治療方針をたてる。のが一般です。が、今回の研究では、LDL-Cかnon-HDL-C値に応じたスタチン投与するので良い。といった結論になると思います。
この研究は、各大規模臨床試験において、NNT(一人助けるために何人治療すればよいかという指標)で評価したメタ解析。
例えば、イベント10年発症危険度が10%人を、スタチンを使ったら、30人治療すれば1人イベント回避できる。NNT=30です。
つまり、絶対リスク評価よりもNNTを指標にしたほうがいい。ってことかな。
すると、NNTを指標にするには、治療前のLDL-Cでほとんど決まる。ってこと。
結論は、
LDL-Cが高値ならしっかりスタチン治療
LDL-Cが低値であれば
無駄な治療を止めようってことかな、高齢者の10年リスクと、若年者の10年リスクの重みは違うしね。(LDL-Cをどこまで下げるかは結論なし。でも、70と100を目安にしているのでそのラインあたりまで治療が必要と)
Ezetimibeも10mg/day単剤投与で解析しているのですが、なにせLDL-Cが19%しか低下しないので、まあ少し効果あるけど、スタチンに及ばず…って事でしょう。
んで、何が言いたかったかというと、
絶対リスクを評価するのは、リスクチャートに照らし合わせて、リスクを計算して…正直めんどくさい。でも、NNTを指標にすると、間接的にLDL-Cを見るだけでOK!簡単!!
ってことです。Fire and Fogetとは違いますが、LDL-Cが低い人で無駄にスタチン治療されている人がいる!ってことでしょう。
「スタチン入れとけ、でもLDL-C低かったらいらんわ!」
LDL-C低くて再発する症例は、 「 お前は、 もう治療無理! 」 ってことか?
医療費削減のエビデンスになるための論文ですかね。
あんま意味がつかめない論文でした。
んで、何が言いたかったかというと、
絶対リスクを評価するのは、リスクチャートに照らし合わせて、リスクを計算して…正直めんどくさい。でも、NNTを指標にすると、間接的にLDL-Cを見るだけでOK!簡単!!
ってことです。Fire and Fogetとは違いますが、LDL-Cが低い人で無駄にスタチン治療されている人がいる!ってことでしょう。
「スタチン入れとけ、でもLDL-C低かったらいらんわ!」
LDL-C低くて再発する症例は
医療費削減のエビデンスになるための論文ですかね。
あんま意味がつかめない論文でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿