が、このJ-1にも様々な分類があることが滞在2年弱にしてやっとわかりました。
なぜ、僕のことを同僚が「Professor」と呼ぶのか、「Visiting Scholar」と答えると怪訝な顔をされるのか、などの疑問が氷解しました。
TAXリターンソフトにその答えの一部がありました。
J-1 ECFMG Alian Physician
J-1 Au Pair
J-1 Camp Counselor
J-1 Teacher
J-1 Govermmnet Visitor
J-1 International Visitor
J-1 Professor
J-1 Research Scholar
J-1 Short Term Scholar
J-1 Specialist
J-1 Summer Travel Or Work
J-1 Student
J-1 Trainee or Intern
上記が、J-1の種類であります。それぞれで、TAXの計算のやり方が変わるようです。
例えば、無給でも自分でScholarShip(助成金)を持っている僕は、
J-1 Research Scholarになります
立場的には、大学に雇われている形(J-1 Professorも同じ)になります。
(MDとPhDの資格がある僕は
ただ、無給でも本国大学に席を持っている人(本国大学から給与支給あり)は、
J-1 International Visitorになります
これがVisitingと言われるやつです。
ただ、このVisitingは留学先の職員ではないので、身分の保証は本国大学に任されます。
つまり、保険が大学からカバーされない。ってことです。
(日本のJALやANAの海外健康保険は、眼や歯や出産関係はカバーされません。さらに、こちらで死亡したら本国への遺体輸送量は自分持ちです。大学の保険は、死亡後の遺体搬送までカバーしてくれます。たぶん…)
給与は自前ながらも、J-1 Research Scholarなら、大学からの保険カバーされるのです。
え?どんだけカバーされてるかって?
晒しましょう、その金額を…
「17948ドル」
こんだけが、一年間の健康保険料です。
本題に戻ります。
留学の形、下に行くほど、レベルダウンです。
①;留学先ラボから満額給与をもらう。
②;留学先ラボから少額でも給与をもらう。
③;日本にポジションをおき、Visitingで留学する(1年以上などの長期は無理)。
④;留学先ラボから給与はないが、雇用関係を結ぶ。
⑤;日本で退職して、Visitingで留学する。
(ちなみに日本で海外留学助成金を獲得するのは、少額でも必須と考えます。)
いやー、留学といってもいろんなパターンがありますね。
どれがいいかと言えば、断然①ですね。
初めは③で途中から①のパターンもあるようです。
でも、世の中そんなにうまくいかないので、どこで手を打つか、でだと思います。
追記
更に、大学と雇用契約を結んでいるポスドクも4つに分けられます。
1; Postdoc Employees with a 50% or greater appointment
2; Postdoc Employees with a 49% or less appointment
3; Postdoc Fellows
4; Postdoc Paid-Direct
まあ、立場はポスドクですが、給与内容でTAX分類も変わります。
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